コミティア30周年おめでとうございます。

遅ればせながら、コミティア30周年おめでとうございます!


私はコミティアへのサークル参加は96からの参加なのでまだペーペーでありますが、30周年本当におめでとうございます。
110回てすごいですね。110回目ですよ。


コミティアに参加するようになってから「恵まれているなぁ」と感じる事が本当に多くてですね、最初はおっかなびっくりの参加でしたけど、参加しはじめてよかったなぁ〜!ここに来て良かった〜!と心から思います。

以前は二次創作ジャンルなどにいたんですが、まぁ、あの、頒布数も今より少なくて(今だってそんなに多くはないんですが、ごにょごにょ)、単純に私の力不足なんですけど、割と直近まで売れないまま残った在庫も何度も・大量に処分しているようなサークル運営でした。
よくそれで続けてたなと思いますが、時々読んでくれた知り合いから感想をもらえる事もあり、下手の横好きという感じで続けてました。

3年前にジャンルをオリジナルに移して、コミティア中心に活動するようになってからは、2作目のアイリーンでありがたいことにティアマガに載せていただき、少しずつ見てくださる方が増え、その後「ネガティブアイドル恵野ちゃん」「蛇」も取り上げてもらい、今のところ過剰在庫を捨てるなんてことにも至っておらず、楽しくまったり活動を続けています。

コミティアに十数回出展して思うのは、すごく描き手と作品を守ってくれているというか、尊重してくれる即売会だということです。
買い手の皆さんは、島中の作品も見逃さないようにしてくださる方が多いですし、コミティア実行委員会のスタッフの皆さんがあの膨大な見本誌を手分けしてすべて読んでいるというし、創作同人漫画への熱量が本当にすごくて、自分がサークル参加してしみじみ思うのは、コミティアは本当にスタッフさんと買い手さんのエンジンで動いている即売会だと思います。
もちろん同人誌即売会なのでサークル・描き手が居ないと始まらないものではありますが、コミティアがオリジナルオンリーの即売会でここまで大きく発展しているのは、スタッフさんと買い手さんがサークルと作品を尊重して、守って、育ててくれている力が大きいのでは…と私は思っています。

コミティアでの1冊目のコピー誌「キミノナハ」は20冊作って頒布数4だったんですが、公式サイトの「COMITIAヒストリー」のP&R欄で感想を一つ頂けているんですよ!
すごい!(結構あとで気がついたんですが!まさか感想貰ってるなんて思いもよらず!)
初参加で自信無くて島中でコピー本で…みたいな作品でも見てくれて良かったと思ってくれた方がいたんだというのは本当に励みになりました。

毎回毎回あんまり自虐ばっかりしてるんじゃないよとは思うんですが、私の漫画って背景あんまり描いてないし絵柄は古いし派手さも無いしテーマも地味だし作画技術も無いんですけど、「絶対読んでくれる人がいる」っていう安心感と「下手なりにでも漫画に向き合って描いた作品には何らかの反応がある」っていう期待感がコミティアにはあります。

今後も、手に取った人が良かったと思ってくださるような作品を描けるように、自分なりに真面目に漫画と向き合っていきたいと思います。
あんまりパワフルなタイプの描き手ではないので、もしかしたら読んで下さる方をやきもきさせたり、もっと頑張ればいいのに…と言いたくなる様な所も多いかもしれませんけど、私なりにがんばります。

スタッフさん、買い手の皆さん、いつもありがとうございます。
支えてもらってばかりでは情けないので、サークル側もがんばります!